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2016.11.14
風邪・インフルエンザ予防&対策アロマ

そろそろインフルエンザが流行りだしましたね!

私はここ数年予防接種はうっていません。その代わり「ティーツリー」で予防しています。

ティーツリーの主成分であるテルピネン-4-オールには、優れた坑炎症、抗感染、坑ウイルス作用があり、さらに免疫力を高める作用もあるため、風邪やインフルエンザの予防にとってもお薦めなんです!

ティーツリーは、オーストラリア原産のフトモモ科の小高木で、樹高は7mほどになる常緑樹。ティートリー、ティートゥリーとも呼ばれています。

ティーツリーは「お茶の木」という意味です。イギリス人探検家キャプテン・クックがお茶代わりに飲んでいたのが「ティーツリー」の由来といわれています。

学名のmelaleuca alternifolia(メラレウカ アルテルニィフオリア)はギリシャ語のMelas「黒い」とLeukos「白い」に由来しています。木の幹に黒と白の部分があるのです。

細長い形の葉っばで、初夏には白やピンク色のふわふわしたタンポポの種のような花を咲かせます。

ティーツリーの葉っぱを水蒸気蒸留して得られるのがティーツリーの精油です。

ティーツリーの精油は、スッとした清涼感があり少し薬品のような独特の香りです。

ティーツリーの木はオーストラリアの湿原に生え、先住民のアボリジニは何千年もの間、幹をカヌー等の材料にしたり、葉っぱを砕いてケガや皮膚の治療などに使ってきました。

薬効が実際に注目されだしたのは第一次世界大戦後になります。

1920〜1930年代に各国で研究が行われ、第二次世界大戦ではティーツリーが負傷したオーストラリア兵に抗菌薬として使われていました。

合成薬品が登場してから注目を奪われましたが、その後、伝統医学への関心の高まりと副作用が比較的少ないことから、現代医療からもまた、注目されるようになりました。

強力な抗感染作用を持つことが一番のポイントです。免疫力も高めるので感染症の再発を予防してくれます。

風邪、インフルエンザ、気管支炎、花粉症・鼻炎/副鼻腔炎・口内炎、歯痛・歯槽炎/歯肉炎・歯周病・肝炎などに効果的です。

【お薦めブレンド】
ティーツリー 4滴
ユーカリ・ラディアタ 4滴
ラヴィンツァラ 4滴
パルマローザ 4滴(なくてもOK)
ニアウリCT1 4滴(なくてもOK)
をジェル(なければオイル)20ml
に混ぜ

胸や喉、背中に適量1日3回以上塗布してください。

また、うがいにティーツリーを使うのも効果的です。
コップ半分の水かぬるま湯(約100ml)にティーツリーを2滴ほど入れてうがいしてください。
口臭予防にもなりますよ!

刺激が気になる方はうがいでなくても効果はあります。

コップに半分くらいの熱湯を注ぎティーツリーを1~2滴落として湯気を吸うのです。むせないようゆっくり目に入らないよう気を付けて吸い込んでくださいね。

お部屋ではアロマディフューザーでティーツリーを芳香するのもお薦めです。

抗菌、殺菌、抗真菌作用に優れているのでニキビや水虫の治療にもかなり有効です。

アメリカのある研究によると、ティーツリーは過酸化ベンゾイル(アメリカではニキビ治療で欠かせない薬のひとつ)と同等の効果があるそうです。

また、手荒れ、ヘルペス、帯状疱疹、おでき、痔、切り傷や床ずれのほか、やけどや日焼けの炎症を鎮めるのにも効果的です。虫刺され(蜂、蚊、クモ、ノミなどに刺された時)につけると治りが早いです。

臨床研究はたくさんあり、医薬品よりも副作用が少ないという結果がでています。

ラベンダーとのブレンドは放射能から皮膚を保護するともいわれています。

また芳香で、院内感染の原因であるメチシリン耐性黄色ブドウ球菌を殺菌することができます。

ティーツリーの香りは、運動不足や働きすぎの時に異常に好む傾向があります。つまりそれは、体の抵抗力が低下してる「サイン」なのですよ。

心身を強壮する効果があるので、免疫機能の低下から起こる神経疲労や衰弱している時。慢性的な疲れがある時。ストレスなどで気持ちがマイナスになった時。いつも頭の中がきぜわしくやることがたくさんあるのになかなか取り組めない時。意欲や活力を取り戻すきっかけをくれる香りです。

肯定的に物事をとらえる手助けをしてくれ、精神的な弱さからくる不安を和らげ自信を持たせてくれます。

何か壁を乗り越えないといけない時。状況を変えないといけない時。力を与えてくれる香りです。

ユーカリ・ラディアタやラヴィンツァラとのブレンドが効果を更に高めてくれます。

よく寝たつもりなのになかなか疲れがとれない時など、レモン、ティーツリー、ローズマリーのブレンドもお薦めです。

ティーツリーには約300もの種類があり、産地による成分の差が大きく(ケモタイプ)同じティーツリーでも薬効にかなり差があります。

学名Melaleuca Alternifolia(メラレウカ アルテルニフォリア)種から採れた精油が、最も効果が高いと言われています。

更にこのメラレウカ種の中でも、ニューサウスウェールズ州の北東部で育つティーツリーから採れた精油が、薬効成分のバランス・含有量共に最高品質として有名です。

ティーツリーを購入する際はこうした原産地や品種をみてから購入してみてくださいね。

オーストラリアには精油の品質規格があり成分調整が行われ、品質は比較的安定しています。

品質の良いティーツリーの基準は、テルピネン-4-オールの含有量が35%以上、1,8シネオールが5%以下であるとされ、この割合であれば肌にも優しいとされています。

ニュージーランド産は、製品ごとの成分の差が大きいためあまりお薦めしません。

主な薬理作用
鎮痛、抗菌、抗真菌、抗感染、抗寄生虫、抗ウイルス、呼吸器系の鎮痛、副交感神経強壮、頭脳明晰、坑炎症、心臓強壮、免疫促進、神経強壮、去痰、殺菌消毒、発汗、瘢痕形成、癒傷

ティートリーに関する研究や出版の数が多いため、他の精油に比べて毒性を心配される方もいるかもですが、実際は、用法用量を守ればリスクの心配の少ない精油なんですよ。偽和精油(合成香料や安価な似た香りの精油を混ぜて水増ししたもの)によるトラブルなので、安価な精油は購入をお薦めしません。

ブランドによりますが、10ミリリットルで1800~4000円くらいです。

【ティーツリーの使用上の注意点】
皮膚刺激を感じる場合があるので敏感肌の方は注意してください。

ご家族に妊娠初期の方がいる場合は使用を控えてください。

国立健康・栄養研究所によるとティーツリーの原液を飲用すると、歩行困難や錯乱などの異変が発生する可能性があり、ティーツリーオイルは決して飲用してはならないと発表されています。ティーツリーの原液を飲むことで発症する可能性のある症状は、以下の通りです。
・全身性皮膚炎・歩行困難・運動失調・錯乱・吐き気・口臭・自分のいる場所や時間が分からなくなる

上記の症状が出た事例では、小さじ1/2程度の原液を飲んだ際に発症しており、うがいや歯磨きに2~3滴使用したり、口をゆすぐ際に少々飲み込んだ場合は全く問題ないそうです。但し、小さなお子様やペットが誤って飲んでしまう可能性もあるので、ティーツリーは子供やペットの手のとどかない場所で保管しましょう。

「抗菌や抗炎症作用があるなら中耳炎や耳の炎症にも有効なのでは?」と思う方もおられるかもしれませんが、耳はとってもデリケートな器官。手で触れる範囲に使用した場合でも耳に悪影響を与える可能性が非常に高いのだそうです。オイルなどで薄めたとしても、濃度の高いものを使用した場合、耳の神経に影響を及ぼしたり、難聴になる恐れがあるほか、平衡感覚にも影響を及ぼすこともわかっています。耳への使用は絶対に控えてくださいね。

アメリカ獣医師会の専門誌に掲載された記事によると、アメリカとカナダで、数百例のティーツリーオイル中毒が報告されています。報告に上がっているのは、犬と猫だけですが、特に体重の軽いペットほど重篤な症状に見舞われたとあります。内服で症状が出た物より、外用で出たケースが多いところから、ペットにティーツリー入りのシャンプーを使用したり、ティーツリー入りのオイルでマッサージを行ったのが原因と見られています。
報告のうち事故は1割程度で、他は人間が良かれと思ってペットに行ったことが原因だと結論付けています。

※アロマテラピーは医療ではありません。効果や効能は心身の不調改善を保証するものではありませんのでご了承下さい。